自由民主党動物愛護管理推進議員連盟(どうぶつ議連)の活動
鳩山邦夫代議士を会長とする「どうぶつ議連」が平成18年6月に設立し、馬渡龍治が事務局次長として議員連盟の活動を先導しています。過去3年間で「監察と注射票の改正」「トラバサミの使用禁止」「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」等を成立させ、どうぶつの殺処分数の半減を目標として「動物収容・譲渡施設の新・改築」を実現しています。
(どうぶつ議連 設立趣意書)
「動物の虐待は、人類の品格を落とすものであり、文明の鉢面を汚すものであり、国民の幸福を壊すものであり、社会の品位を損ねるものである。我々が動物虐待防止の本会を設立するのも、無力で罪のない物言わぬ動物たちへの思いからであるが、実はそのことが、人間の根本的な情換の改善に役立ち、健全かつ優美、高尚な国民性を養うことになるのである。」
この文章は、一世紀も前に、有識者により日本で設立された「動物虐待防止会」の設立趣意書の−部です。「人とは歴史に学ぶことのない生き物である」と言ったのは誰だったでしょうか。我々はこの文章を読み返すに、忸怩たる思いを抱かざるをえません。一世紀前と「弱き者」を取り巻く環境は変わらないばかりか、動物虐待はより一層深刻化しているといっても過言ではないのです。
動物虐待防止や野生動物の保護は確かに動物を守ることです。しかし本当は、人間自体を守ることであるということに、我々は思いを致さねばなりません。万物の霊長たる人としての使命、他者へのおもいやり、いのちの意義の理解、卑怯を知る心、信頼と癒し、動物のためというより、人間は、自らのために彼らの生を尊重し理解すべきなのです。
今日本は、黙っていて本当の意味での動物愛護が、浸透していく状況にはありません。無責任な飼主、不作為の行政、狂信的な動物愛護等、バランスの崩れた事象が顕在化しています。であるからこそ、我々は動物虐待の実態理解の促進、社会的な啓蒙活動、制度の改革、人間の怠慢の認識、狂信の排除のため、共同して活動することを決意致しました。我々自由民主党動物愛護管理推進議員連盟は、人間自身のために、理不尽かつ不合理な動物への虐待の根絶を目指します。そのために、目の前にある課題の解決と、子供達、否、日本人全体への命の教育を両輪とし、「弱き者」への人としての、品格・節度ある態度とは何かを追究し、啓蒙していきたいと考えます。
(ブログからの活動抜粋)
2008.08.15 Friday 抑留期間
「どうぶつ議連」を最初に立ち上げる時に、大きな力を貸していただいた戸井田徹代議士が今回の改造内閣で内閣府大臣政務官を退任され、新たに厚生労働大臣政務官に就任されました。
厚生労働省が所管する「狂犬病予防法」を改正したいと願っていたので好都合です。前任の松浪健太厚生労働大臣政務官もがんばっていただきましたが、引き続き、改正に向けて形を作っていただきたいです。
動物愛護センターに保護された迷い犬の抑留期間を、いままで議連として5〜7日程度延長できないかと検討してきました。そうすれば、飼い主に戻る率が高まるし里親に引き取られる数も増えるはずです。ここのところを戸井田徹厚生大臣政務官に後押ししていただこうと思っています。
姫路の戸井田とおる事務所に迷い込んだ犬に「サミット」と名付けて、しばらく飼育しているうちに里親が見つかったと聞きました。そういう代議士だから、「動物愛護管理」の一層の推進に向けて活躍していただけると思います。
2008.06.10 Tuesday 環境委員会
衆議院本会議で「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律案」が可決しました。昨年3月に米国で起きたペットフードによる犬猫の大量死の事件から一年とちょっとです。日本の国でこのような法律ができたことは喜ばしいことです。「どうぶつ議連」所属議員の活躍もあったと思います。
その「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律案」が可決された今日、衆議院環境委員会で久しぶりに質問に立つことができました。先月末に、「馬渡さん、こんどの環境委員会で質問しますか」と環境委員会の理事さんから打診がありました。いまは文部科学委員会、法務委員会に所属をしているので、環境委員会での質問席に立つチャンスはそうありません。願ってものないことだったので、その場で「お願いします」と即答しました。いつも「どうぶつ議連」でお世話になっているNさんの適切な指導でしっかり質問ができたと思います。動物愛護、生命倫理、動物福祉、生物多様性についての質問をしましたので、衆議院のホームページからその内容を動画で見ることができます。よろしかったら見ていていただいてご意見をくださいね。
最近は「どうぶつ議連」ということばが環境省や厚生労働省などの官僚の人たちからも出てくるようになりました。それだけ活動が注目され始めたのだと思います。これを機に、「狂犬病予防法」や「動物愛護法」等の改正に向けてさらにパワーアップしていきたいと思います。動物愛護関係者のみなさんからさらに多くの応援メッセージが届くようになってきました。がんばります。
2008.06.02 Monday 犬の散歩
午後の名古屋駅で東京に向かう新幹線を待っていたら、私の隣の選挙区の藤野真紀子さんにバッタリ出会いました。二人とも『どうぶつ議連』で一緒に活動していて、よく動物のことで話をします。きょうも新幹線を待っている間、私が飼っていた犬のことを話していました。
小学生のころ近所のおじさんからもらった子犬のことです。真っ黒な毛だったので“ジャック”という名前を付けました。とにかく可愛がっていたのでいつも一緒でした。近くの河川敷で友だちと遊びに行く時は、おんぶ紐で私の背中に括って連れて行きました。
「あらまあおんぶしていたの。そうね、自転車で散歩している人がいるけど、ワンちゃんが引っ張られてかわいそうよね」と、さすが真紀子さん。おんぶしていた理由がすぐにわかったようです。友だちと一緒に自転車で行くと、どうしても犬の走る速度より自転車のほうが速くなってしまうことがあります。スクーターで犬の散歩をするおばさんがいて、犬が強引に引っ張られているのを見たことがあります。爪がアスファルトの表面を滑るような音がしていて可哀そうでした。完全な虐待だと思います。こういうのは止めたほうがいいですね。
他にも可愛さのあまり、知らず知らずのうちに犬にとって良くないことをしている飼い主がいますね。お菓子をあげたり、人間の食事と同じものを与えるのは本当に犬が可哀そうです。度が過ぎると糖尿病になってインシュリンを打ちながらペットフードを与えるようになることがあります。犬だって太り過ぎは禁物です。
藤野真紀子さんからもらった“あんぱん”、お昼ごはんのすぐ後でしたが、新幹線の中で食べてしまいました。おいしかったです。ごちそうさまでした。おっと、太り過ぎは…。
2008.05.23 Friday 「命の教室」
秋田県動物愛護センターが昨年の秋から県内の小・中学校や高校において出前授業の「命の教室」を開催しています。
動物管理センター今年春に退職したHさんはいままで多くの安楽死を見続けてきました。自らが犬の調教を勉強し、犬たちに躾をした後、里親探しを続けてきたそうです。退職後もこうした活動に積極的に参加して、ご自身の知識と技術で命の大切さを広めたいと希望しているようです。
「どうぶつ議連」の木挽司代議士が先月の議連事務局長会議のあと、「動物愛護センター」の職員が学校でこどもたちに命の大切さを教えているのを会館の部屋のテレビで見たというので、さっそく探してみてHさんであることがわかりました。うちのスタッフのYさんが探し当ててくれましたのです。
昨日、Hさんの活動を知ったばかりなので面識はないですが、「学校獣医師制度」を創設して、主に初等教育の過程において、適正などうぶつの飼養を通じて「命の大切さ」を学ぶ機会を作りたいという私の思いに近いです。こんどチャンスがあれば「どうぶつ議連」総会に出席していただいて、その活動報告と課題についてお話いただけたらいいなと思っています。
2008.05.14 Wednesday どうぶつ議連
『どうぶつ議連』の「殺処分をなくすための小委員会」が開かれました。環境省から動物愛護管理法の担当、厚生労働省からは狂犬病予防法の担当に出席していただきました。
出席議員や同席していただいた動物愛護団体関係者からも多くの意見をいただきましたが、私からも環境省、厚生労働省に対して、「2日間の抑留期間を延長することが可能なのか、不可能なのかその理由を示してほしい」、「抑留施設の環境整備を早く進めるべき」、「どうぶつ議連が殺処分を減らすための施策を応援するので、ぜひ問題点を提起してほしい」と要求しました。両省にきょうの議論で出た問題についての検討資料を作成していただき、次回にそれをもとにさらに議論することになりました。
自民党動物政策の責任者でもある『どうぶつ議連』相談役の鈴木恒夫代議士も出席してくださって、「どうぶつ議連で議論され、そこから出た要望をきちんと党に伝えて形にするのが私の役目です」と言っていただきました。
これからはテーマごとに小委員会を開きます。きょうマイクロチップのことも出ましたので、近いうちにこのことも議論して関係省庁の対応のあり方を求めていきます。
2008.05.08 Thursday どうぶつ議連
2月29日の『自民党どうぶつ議連』の総会で「殺処分を減らすための小委員会」を立ち上げて検討することが決まりましたが、その責任者の牧原秀樹代議士が小委員会を開くことになりました。きょう牧原事務所と打ち合わせをして、5月14日の午後14時30分に党本部の502号室で開催することになりました。
この小委員会は事務局会議メンバーに案内を出して、厚生労働省、環境省の担当者にも出席をいただくことにしました。ここでいろいろなアイディアを出してもらって、現実的な政策を考えます。予算の関係もあるので何かと制約はありますが、例えば、殺処分する犬や猫をなくすには、「飼い主が飼養放棄しないように啓発する」、「地域ネコの避妊を推進する」、「里親を探すためのネットワークを充実する」、「愛護センターでの拘留日数を延長する」、「動物愛護推進員と愛護団体との連携を強める」などが考えられると思います。多くの予算を必要としなくても効果のあるものを出せるはずです。牧原秀樹代議士の活躍でいい政策ができるといいですね。
『どうぶつ議連』が発足して2年になりますが、このように小委員会がいくつかできてきたので、これからはその責任者が日取りを決めて会議が開かれるようになると思います。
2008.04.24 Thursday どうぶつ議連
『どうぶつ議連』事務局会議を開きました。戸井田徹事務局長、山際大志郎副幹事長を始め、15名の事務局会議メンバーが出席しました。
きょうの会議は、これから議連として取組むべき課題について、それを担当する議員から説明を受けました。「『動物愛護及び管理に関する法律』に対する推進計画の自治体の対応について」木挽司代議士から、「多頭飼育の適正化について」上野賢一郎代議士から問題提起がありました。都道府県によって「動物愛護管理推進計画」にバラツキがあること、これに対して、目標設定の低い自治体に対して、もっと積極的な計画に変更するように働きかけるにはどうしたらいいのか、シェルター等の建設によって近隣住民に不安や不快感を与える恐れのある業者を規制するにはどうしたらいいのかという問題提起がありました。今後、事務局会議においてさらに精査し、その解決方法を検討します。
次回は小学校において、こどもたちに適正な動物の飼養方法や、動物倫理・福祉等を教える獣医師の配置のためのアイディアや、動物愛護センターに常勤の獣医師がいないことについて、山際大志郎代議士と松浪健太代議士から説明を受けることになりました。
会議の終わりに、「狂犬病予防法の改正(抑留期間の延長)を求める請願書」を持って動物愛護関係の方が20名ほど来られました。約13,000名の署名があるその請願書を松浪健太更生労働大臣政務官に受け取っていただいた後、全員で記念撮影をして、時間のある議員と懇談していただきました。
『どうぶつ議連』を立ち上げてもうすぐ2年になります。その間、嫌がらせのメールや苦情、中には「なんで私たちのいうことが聞けないんだ」、「議連の議員が資金を出してシェルターを作れ」という“わがまま”な電話もありました。私たちは私たちのやり方で少しでもいい方向に前進できればとがんばっているつもりです。それなのに、「どうぶつ議連はちゃんと活動しているのか」なんてイヤミを言われて、「もう議連止めようかな…」と悩んだこともありました。
でも、いやなことばかりではないです。いいこともあります。きょう請願に来られたAさんから、「メール送りましたが届かなかったので…」ということで手紙をいただきました。昼の本会議のあとでゆっくり読んだら、「あぁ、議連やっててよかった!」と感激しました。胸が熱くなるほどの激励をいただきました。Aさん、本当にありがとうございました。
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